
医療保険やがん保険については
「入ったほうがいいのか」「結局いらないのか」
意見が分かれていて、余計に迷ってしまう方も多いと思います。
このページでは、医療現場で患者さんやご家族を見てきた立場から、
医療保険・がん保険の「必要になるケース」「なくても困らないケース」を
できるだけ現実的に整理します。
医療保険・がん保険でカバーできるもの
まず、一般的な医療保険・がん保険で
カバーできること を整理します。
- 入院日額(例:1日5,000円〜10,000円など)
- 手術給付金
- がんと診断された場合の一時金
- 抗がん剤治療・通院治療の保障(商品による)
👉 「医療費そのもの」よりも、生活費の補填 という意味合いが強いのが特徴です。
公的制度でカバーされる部分を知っておくことが大切
医療保険を考える前に、
必ず知っておきたいのが 公的制度 です。
- 高額療養費制度
- 限度額適用認定証
- 傷病手当金(会社員の場合)
これらを使えば、
医療費の自己負担は一定額までに抑えられます。
そのため、
「医療費が何十万・何百万も自己負担になる」
というケースは、実はそれほど多くありません。
医療保険が役立つケース
それでも医療保険が
「あって助かった」と感じる場面 もあります。
こんな人は医療保険が向いています
- 貯蓄があまり多くない
- 入院中も生活費の支払いが厳しい
- 自営業・フリーランスで傷病手当金がない
- 長期入院になると収入が止まる
この場合、
入院日額や一時金が“生活の安心材料” になることがあります。
医療保険がなくても困りにくいケース
一方で、医療保険がなくても
大きく困らない人 もいます。
こんな人は慎重に考えてもOK
- ある程度の貯蓄がある
- 高額療養費制度の上限を理解している
- 会社員で傷病手当金が使える
- 入院しても生活費に余裕がある
この場合、
毎月の保険料を 貯蓄に回す選択 も現実的です。
がん保険は医療保険と何が違う?
がん保険は、
がん治療に特化 しているのが特徴です。
- 診断一時金が大きい
- 通院治療・抗がん剤治療が手厚い
- 長期治療を前提に設計されている
がんは
「入院が短く、通院が長い」
という治療パターンも多いため、
👉 通院中の収入減や生活費 をどうするか
がポイントになります。
医療者の立場から伝えたいこと
医療現場で感じるのは、
「保険に入っていないこと」より
「制度を知らずに不安になっていること」
のほうが、はるかに多いということです。
- どこまで公的制度でカバーされるのか
- 自分の収入だと自己負担はいくらなのか
- 足りない部分だけをどう補うのか
これを整理した上で、
必要な人が、必要な分だけ保険を考える
それが一番無理のない形だと思います。
次に読むおすすめページ(導線)
医療保険・がん保険を考える前に、
こちらのページもあわせて確認してみてください。
制度を知ったうえで保険を考えると、
「なんとなく加入する」状態から抜け出しやすくなります。
